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【過去問 解説】工事担任者合格までの道のり~平成28年度第2回DD3種 基礎「第1問(1)」~

ルナハです。久しぶりにDD3種の問題を解いていきます。

たまに難しいものありますので基本的には電気回路を解いていきます。

第1問

(1)図に示す回路において、抵抗Rに流れる電流が4アンペアのとき、この回路に接続されている電池Eの電圧は、(ア)ボルトである。ただし、電池の内部抵抗は無視するものとする。

手書き解説

ルナハノートを添付します

平成28年度第2回DD3種 第1問(1)

JPEGファイルも添付します↓

解説

では、はじめていきます。

まず、回路に流れる電流を決めます。

図のように抵抗R、R、R、真ん中、全体を流れる電流をI、I、I、I、I とすると、キルヒホッフの第一法則から

ここでRとRにかかる電圧は等しいのでこのようになります。

I=1を①式に代入して全電流Iを求めます。

またキルヒホッフの第二法則から以下のような式が求まります。

⑤式、⑥式(RとRにかかる電圧も等しい)より

さらに、2I=3Iと求まったので、③式に掛ける2をします。(③×2をします。)

そうするとこのようにします。

上記の式を見てみると2Iがあります。

よって

となります。

したがって、答え電池Eの電圧は、20ボルトである。(終)

MEMO
電気回路で大切なことを言える立場ではないですが、私自身が解くときに心がけているポイントとしては広く見て考えることが大切だと思います。「この値とこの値がイコールならこのように書き換えられるんだな」と考えてみましょう!

 

 

 

 

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