ルナハです。宜しくお願いします。
今回からアマチュア無線技士一級の過去問も適当に解いていきます。
しかし、1アマの試験は正直過去問を覚えたもん勝ちです。
そこで少し前置きをしておくと、しっかりと解くと以外に難しい問題が含まれています。普通に微積や微分方程式、ラプラス変換なども使用しますので何回も言いますがとりあえず合格してアマチュア無線をいじりたいのであれば理屈より過去問を覚えましょう!!
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覚えていれば合格はできると思います。
なので私は、逆にどのように問題を解いたのかその導出過程を記していきます。
では、今回解いた問題を書いていきます。
過去問は公益財団法人 日本無線協会から閲覧してください↓
http://www.nichimu.or.jp/kshiken/siken.html
今回は「第一級アマチュア無線技士 平成29年度4月期」からです。
工学の問題のA-5を解いていきます。
Aー5
図に示す回路において、スイッチSを接(ON)にして直流電源V[V]を加えたとき、t[s]後の回路に流れる電流i[A]を表す式として、正しいものを下の番号から選べ。ただし、eは自然対数の底とする。
手書き解説
では、毎度おなじみのルナハノートを添付します↓
JPEGファイルも添付します↓
解説
今回の問題は過渡現象の電気回路ですね。これは微分方程式で解く場合とラプラス変換で解く場合の二つありますが私は後者で解きます。
回路そのものは直流回路のRL直列回路なのでオームの法則から以下の式が求まります。
問題ではt関数iを求めたいのでiをs関数で表しI(s)とします。
直流電源はE/sでインダクタンス素子をsLで置き換えれば、回路のs関数の表現が得られますよね。
このことを踏まえて一つ一つ変形させると
ここまで求まればあとはまとめたり計算していくだけですね。
AとBが求まったらI(s)に代入をしてまとめラプラス変換をし、t関数で表すと
となります。しっかり解くと意外に面倒ですよね。
よって答えは2です。
この他にも微分方程式で解けますので試してみてください。
(終)
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