こんにちは、ルナハです。今回は平成27年度第2回総合種の第1問(2)の交流回路についてやっていきます。
宜しくお願いします。
第1問
(2)図に示す回路において、コンデンサに流れる交流電流Icが2アンペアであるとき、回路に流れる全交流電流Iは(イ)アンペアである。
手書き解説
いつも通り手書きですが貼っていきます。
手書きなのはご了承ください。
解説
では、記述できるところまではしていきます。
今回はRLC並列回路になります。
RLC並列回路について詳しく勉強していくのは工事担任者では必要ないでしょう。
とりあえず覚えなくてはいけないのは
RLC直列回路の合成インピーダンス
- Z=√R^2+(XL-XC)^2 ①
RLC並列回路の合成インピーダンス
- Z=1/√(1/R)^2+(1/XL-1/XC)^2 ②
この二つになります。合成インピーダンスが求まればオームの法則を活用すれば大体の問題は解けるはずです。
今回は上記の式の②を使用しますR=10、XL=5、Xc=15となっているので代入して計算すればZ=6[Ω]となるはずです。
合成インピーダンスを求めたら電源電圧を求めなくて先に進みません。
そこで電源電圧Eは、Ic=2[A]及びXc=15[Ω]より並列回路において電圧は一定なので、
E=Ic×Xc=2×15=30[V]
が得られます。
したがって、全交流電流Iは
I=E/Z=30/6=5[A]
となります。
答えは5[A]です。
(終)
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