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【過去問 解説】工事担任者合格までの道のり~平成29年度第1回AI・DD総合種 基礎「第3問(3)」~

ルナハです。よろしくお願いします。

第3問

(3) 図1に示す論理回路は、NANDゲートによるフリップフロップ回路である。図1の入力a及び入力bに図2に示す入力がある場合、図1の出力dは、図2の出力のうち(ウ)である。

 

 

手書き解説

以下にファイルを添付します↓

平成29年度第1回総合種第3問(3)

JPEG↓

では、解いていきます。

解説

今回の問題は前にも解説しました。前回は出力cを求めましたが今回は出力dに注目します。

論理素子については、理解してると思って解説は進めていきます。
今回はNOR素子、NOT ,NAND 素子が使われています。
この、問題のポイントは入力を一気に入れるのではなく1ビットずつ見ていくことが重要です。
最初の入力aとbだけのビットを見てみるとa=0、b=0となります。

そうすると最初のビットだけ入力a=0,b=0を入れて進めていくとフリップフロップあたりまでは進めます。ここでわからなくなりますよね!

フリップフロップで入力の片方が未知なのでここで仮定を行います。
では、仮定をします。
0か1の数値を適当にいれてみて考えて見ましょう。

今回は1を仮定しました。
そうすると矛盾が生じる場合としない場合があるはずです。
矛盾したらだめです。矛盾しない数値を入れて考えてください。

1を仮定して代入しました。矛盾はしませんでした。

その時の出力dが答えです(今回は1です。)

二つ目はa=0、b=1です。

同じように値を入れ、また仮定をします。また1を代入しました。そうしたら矛盾が生じませんでした。このように二つ目のビット、三つ目のビット、四つ目のビットくらいまでやります。
選択肢から三つ目くらいで答えに辿り着くこともありますのでそうしたらラッキーですね!
今回の問題は出力dですが出力cを求めるときもあるので注意してくださいね!

 

答えはd6になります

(終)

以前も同じような問題を解説しました。↓

【過去問 解説】工事担任者合格までの道のり~平成28年度第1回AI・DD総合種 基礎「第3問(3)」~

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