ルナハです。よろしくお願いします。
では、さっそく始めていきましょう。
第4問
(3)図に示すように、特性インピーダンスがそれぞれ280オームと420オームの伝送ケーブルを接続して信号を伝送すると、その接続点における電圧反射係数は、(ウ)である。
手書き解説
ルナハノートを添付します。
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解説
この問題は一つ式を覚えておけば解ける問題です。これだけで5点もらえるのでやっておきましょう。
まず、結論から言うと以下の式を使うだけです。公式みたいなものだと思ってください。
電圧反射係数をmとすると
これだけです。
では解説していきます。
特性インピーダンスの異なる伝送ケーブルを接続すると、接続点で、反射します。
そのときの電圧反射係数は、入力電圧V1と接続点で生じる反射電圧をV2の比で表せます。
よって電圧反射係数mは、
m=V2/V1
となりますよね。
さらに、図aを見てください。
この図は有名です。
特性インピーダンスが異なる線路の接続点での反射は、接続点からみて入力側のインピーダンスをZ1、接続点から見て出力側のインピーダンスをZ2とすると、電圧反射係数mは
になり、題意により、Z1=280[Ω]、Z2=420[Ω]より、
となる。
よって答えは0.2
(終)
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