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【過去問 解説】工事担任者合格までの道のり~平成28年度第1回AI・DD総合種 基礎「第4問(3)」~

ルナハです。よろしくお願いします。

では、さっそく始めていきましょう。

第4問

(3)図に示すように、特性インピーダンスがそれぞれ280オームと420オームの伝送ケーブルを接続して信号を伝送すると、その接続点における電圧反射係数は、(ウ)である。

手書き解説

ルナハノートを添付します。

平成28年度第1回総合種第4問(3)

JPEGファイルも添付します↓

解説

この問題は一つ式を覚えておけば解ける問題です。これだけで5点もらえるのでやっておきましょう。

まず、結論から言うと以下の式を使うだけです。公式みたいなものだと思ってください。

電圧反射係数をmとすると

これだけです。

では解説していきます。

特性インピーダンスの異なる伝送ケーブルを接続すると、接続点で、反射します。

そのときの電圧反射係数は、入力電圧V1と接続点で生じる反射電圧をV2の比で表せます。

よって電圧反射係数mは、

m=V2/V1

となりますよね。

さらに、図aを見てください。

この図は有名です。

 

特性インピーダンスが異なる線路の接続点での反射は、接続点からみて入力側のインピーダンスをZ、接続点から見て出力側のインピーダンスをZとすると、電圧反射係数mは

になり、題意により、Z=280[Ω]、Z=420[Ω]より、

となる。

よって答えは0.2

(終)

 

 

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