こんにちは。ルナハです。
今回はどうせ工業高校生なら貰っておきたい称号のジュニアマイスターについて書いていきたいと思います。
ジュニアマイスター
私は前にも書きましたがジュニアマイスターのゴールドという称号しか貰っていません。
結構賞状は大きいです。自分は卒業証書よりも大きかったのを覚えています。
表彰は主に
- シルバー
- ゴールド
- 特別表彰
がありました。点数の内訳は前に書いた記事にあります。
工業高校生必見!!~ジュニアマイスターの称号を獲得するまでの流れ~ 工業高校生必見!!~ジュニアマイスターの称号を獲得するまでの流れ~その2確かに特別表彰も狙える要件は満たしていたので後は資格の点数を見ながらアタックは出来たのですが「疲れた~」という気持ちからやめてしまいました。
私の場合は殆どの資格を高校3年に取得したので正直計画性の無いやり方でした。
まぁ自分でも一年、二年のときはそこまで資格そのものを意識はしていなかったので(笑)
それでも「ゴールド」までは貰えて卒業式では、ただ一人の表彰を貰ったのです!
何が言いたいかというと計画的に1年生からジュニアマイスターを意識していれば「特別表彰」は目指せるという事です。
そこで私が理想とする資格の取得の仕方や私が実際に行ってきた資格の勉強方法や学校の先生にジュニアマイスターの称号を申請するときのことを記していきたいと思います。
因みに今年から「ジュニアマイスターブロンズ」という称号も出来たみたいです。
これは合計点数が20点以上かつ30点未満の人が対象みたいなので「シルバー」より低いようです。この様によく変わりますので毎年注意です。
理想とする資格取得
やはり理想形というものがありますよね。一番理想なのがSランク資格、Aランク資格を取得しその流れで他の検定、資格を取得する方法です。
1年次
1年生の段階で検定、資格をある程度取得&チャレンジ
例えば・・
- TOEIC 225点以上で4点
- 計算技術検定3級で2点
- P検3級で4点
など工業高校生がそこまで努力しなくても取得できるものは取っておきましょう。TOEIC225点くらいなら結構簡単です。
そこにプラス・・
- ITパスポートで12点
- 情報セキュリティマネジメント試験で12点
- 危険物取扱者 乙4で4点
- 電気工事士2種で7点
のようなしっかりと勉強すれば取得できる資格を1つでも取得してください。
上記の4つはオススメかつ取得すれば必ず役に立ちます。
※平成30年の区分表を見るとITパスポートと情報セキュリティマネジメント試験の区分が違います。なので「いずれか一つ」という様になってないみたいですね。以前は同じ区分番号だったので私も驚きました。2年前くらいの生徒たちは少し残念です・・・
リンクも貼っておきますので毎年確認してください。
毎年変更されているところもありますので。。。
参考 平成30年度前期申請案内公益財団法人全国工業高等学校長協会2年次
2年では専門的な分野に行っていると思うので各専門で勝負をしてみてください。ここで区分表をじっくりと見てSランク、Aランクの資格にチャレンジしてください。
なぜなら「シルバー」、「ゴールド」までは意識しなくても良いのですが「特別表彰」ではこの条件が必要になります。(詳しく後で書きます)
これを2年の段階でチャレンジする意味は二つあります。まず合格すること。次に合格できなくともチャレンジした勉強や試験会場の空気に慣れる事です。
例えば・・・
- 工事担任者総合種
- 電験3種
- 第一種電気工事士
- 基本情報技術者試験
- 応用情報技術者試験
- 危険物取扱者 甲種
などですね。これらを1つでも取得すればもうゴールドはいけますね。
3年次
3年次も2年次に失敗した資格に挑戦することが良いでしょう。それ以外にもアマチュア無線など無線系資格も結構穴場な気がしますのでチャレンジしてみてください。
もし2年次にSランク、Aランク資格を取得できる猛者がいるのならもっと上を目指していきましょう。その場合は試験の科目免除制度などをしっかりと受け受験しましょう。
例えば工事担任者総合種に合格の場合は電気通信主任技術者試験の電気通信システムが免除されますので少しは楽になります。応用情報に合格した場合も高度区分の試験に免除が効きます。
このように資格は資格を取得する度に楽になっていきます。ここまで本当に取得できれば大学のAO入試ですら簡単になりますし、就職にももちろん有利です。
当たり前ですが「特別表彰」も貰えます。
特別表彰をされるまでの条件
ジュニアマイスターの「特別表彰」は名前の通り特別なのです。ですので「シルバー」、「ゴールド」と比べるのはやめてください(笑)
簡単に要件を書くと
- ジュニアマイスターゴールドの認定を受けているか申請中か
- 資格の取得区分のSランク、Aランク資格を取得していること
- 8個までの資格で区分表で60点以上あるか
- 学校長が「模範となるぞ!推薦する!!」と認めるか
- 過去に生徒特別表彰を受けていないか
以上のように結構面倒なことが書かれています。
まず、1についてはそこまで生徒が気にすることないです。3年生の前期の段階で資格の一覧を先生に見せ、相談してください。
4は学校としても誇らしいことですし、正直模範となっていなくても認めます(笑)
5についてはその本人しか知らないことですし自分で考えてください。
問題は2と3です!!
2についてはSランク、Aランク資格を1つでも保持した状態での申請ということです。
3については資格を20個取得してもその中で区分表での点数が高い上位8個までの資格に限るということです。
つまり
「特別表彰」が貰えない場合の例
- 情報セキュリティマネジメント試験 12点
- TOEIC230点 4点
- 計算技術検定3級 2点
- 第二種電気工事士 7点
- ITパスポート 12点
- 危険物取扱者乙4種 4点
- 工事担任者DD3種 7点
- P検定1級 12点
合計で12 + 4 + 2 + 7 + 12 + 4 + 7 + 12 = 60点
こんなに良い資格を取得し点数も60点あるのに貰えるのは「ゴールド」です!!(Sランク、Aランクの資格が無い)これは頭に入れときましょう。
「特別表彰」が貰える場合の例
- 工事担任者AIDD総合種 20点
- 情報セキュリティマネジメント試験 12点
- 第二種電気工事士 7点
- P検定3級 4点
- 第一級アマチュア無線技士 7点
- 計算技術検定3級 2点
- ITパスポート 12点
合計で20 + 12 + 7 + 4 + 7 + 2 + 12 = 64点
この例は「特別表彰」は貰えます。Aランク(工事担任者総合種)の資格を取得して8個までの資格で60点を超えていますよね。これは文句無しです。
ちなみにこんな極端な例を挙げておきます。
これが出来る人はすごいです(笑)
「特別表彰」が貰える場合の例
- 電気主任技術者3種 30点
- 応用情報技術者試験 30点
- 電気通信主任技術者試験 30点
- 工事担任者総合種 20点
これは4つの資格だけですが余裕で「特別表彰」です。というかこれ半端ないです。
合計110点ですからね。こういう人になってみたい(笑)
詳しく要項を確認して下さい。ここに参考貼っておきます!
参考 特別表彰 実施要項公益財団法人全国工業高等学校長協会私が使用した各資格のテキスト
少しですが紹介します~!
工事担任者は私がオススメのテキストはこちらです。過去問と予想問題もあり前回の問題の解説も行われています。
アマチュア無線一級はこれ一冊で合格しました。
ITパスポートはやはりこれです!まぁ受験しようとしている人は見たことがあると思いますが栢木先生ですね。ITパスポートは過去問の使いまわしというよりしっかり用語を覚え計算が少しできれば合格します。インプットの勉強法で頑張ってください。私は以下のテキストと過去問道場をやりました。
参考 ITパスポート過去問道場ITパスポート試験.comまとめ
高校生の皆さんは取得して損はないので頑張って資格を取りましょう。カッコよく言うとジュニアマイスターは自分の人生にとっても就職活動でも一生語れる努力の結晶です。工業高校生ならではの称号なので普通高校の人では取れません。頑張ってください!!!
本当に私自身の意見ですが
私は、工事担任者、電気工事士、ITパスポート、無線の各資格などはオススメです。さらにはTOEICは是非受験してみてください。高校生も社会人もこれから先求められることが多くなります。私自身大学を卒業し、大学院の受験をする際に必要になりました。さらに、就職活動でも求められエントリーシートは勿論、会社によってはTOEICスコア専用の欄もありますので今のうちに沢山チャレンジしてください。
宣伝として、工事担任者の資格、アマチュア無線のなど解説は当サイトでも行っていますので見ていってください。個人的に質問や聞きたいことがあれば問い合わせやコメントもお待ちしています!
ではまた失礼します~
byルナハ
質問です。危険物取扱者乙4をとった後に甲を取ったら4+20の24点獲得になるんですか?
すみません。遅くなりました。
結論から申し上げますとなりません。
区分が同じ資格、検定を取得したら上位の資格が適用されます。
学校の先生に聞くのもいいかもしれません。
私も、在学中に先生にどの順番でとるか、どこで何点ををとるか作戦を練っていました(笑)
回答ありがとうごさいます!今後、参考にさせてもらいます!
回答ありがとうごさいます!今後、参考にさせてもらいます!