こんにちは。ルナハです。
工事担任者の試験も近づいてきましたね。
最後のひと踏ん張りで少なくとも15点はアップできますので頑張りましょう。
今回はフリップフロップの解き方です。これは人によって解き方も違います。フリップフロップの特性表を覚えている方や1つずつのビットで解いていく方、4ビットでやっていく方などいます。
今日は4ビットで一気に解いていきます~!
第3問
(3)図5に示す論理回路は、NORゲートによるフリップフロップ回路である。入力a及び入力bに図6に示す入力がある場合、図5の出力dは、図6の出力のうち(ウ)である。
手書き解説
類似問題も貼っておきますね。違う方法で解いています。これは1ビットずつやっています。
【過去問 解説】工事担任者合格までの道のり~平成28年度第1回AI・DD総合種 基礎「第3問(3)」~ 【過去問 解説】工事担任者合格までの道のり~平成29年度第1回AI・DD総合種 基礎「第3問(3)」~ルナハノートを添付します。(PDF)
JPEGファイルも添付します
解説
入力aは”0011”と入力bは”0101”の2回繰り返しです。
ポイントはフリップフロップが何ゲートで構成されているかを注目します。
今回はNORです。
NORについてはわかりますよね。
OR素子+NOT素子です。これは知っていてください。
さらにORの特性も理解していてください。そこがわかれば正直この問題は楽勝です。
ではやっていきましょう。
ここまでは一直線ですね。正直ここまでの工程は理解してほしいところです。
次からがこの問題を解くカギになります。
今回は出力dの方を求めていきたいので出力cがわかれば出力dが求まることになります。
そこで出力cが何かを決めなくてはいけません。
NOR素子に入力される1110を見ます。
ここで本解説ではOR素子で見ていきます
2入力のOR素子に片方でも1110を入力するということは確実に111*となるはずです。
それはOR素子の特性からわかるはずです。
0+0=0
0+1=1
1+0=1
1+1=1
片方の入力に”1”が入れば確実に”1”になるからです。
ここまでわかれば、OR素子で111*ならNORではそれの反対ですから000*となることは明白です。
そこまでわかればあとは出力dを出すために000*と0001をNOR素子に入れ答えを出します。
000*と0001をOR素子に入力すると0001と決まります。さらにNOT素子があるので真逆になりますよね。
したがって、出力dは1110となるはずです。
波形としてはd3ですね。
答えは3になります。
ちなみにNANDの場合はANDの特性が分かれば楽勝です。
0・0=0
0・1=0
1・0=0
1・1=1
ですね。
要するにOR素子なら”1”に依存
AND素子なら”0”に依存するみたいな感じで覚えておいてください~!
今回は以上になります!工事担任者試験頑張ってください。質問なども随時受付中です~!
byルナハ
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