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【過去問 解説】工事担任者合格までの道のり~平成27年度第2回AI・DD総合種 基礎「第2問(2)」~

ルナハです。よろしくお願いします。

第2問

(2)図1に示すトランジスタ増幅回路においてベースーエミッタ間に正弦波の入力信号電圧Vを加えたとき、コレクタ電流Iが図2に示すように変化した。Iとコレクターエミッタ間の電圧VCEとの関係が図3のように表されるとき、Vの振幅を100ミリボルトとすれば、電圧増幅度は(イ)である。

手書き解説

以下にファイルを添付します↓(図番号は適当にしています)

平成27年度第2回総合種第2問(2)

JPEGファイルも添付します↓

解説

今回の問題は図を見るとそこまで難しいことは考えずに素直に解けます。

まず、今回求めたいのは電圧増幅度はです。

電圧増幅度を求める式は次のように表せます。

電圧増幅度=出力電圧/入力電圧     (1)

となります。

入力電圧は問題に書いてあるVです。(Vinの略ですね)

=100ミリボルトです。

あとは、出力電圧ですが

ここで、問題でいう図2を見るとコレクタ電流I=2mAを中心に振幅1で変化していますね。さらに図3を見るとVCEは4Vを中心に振幅2で変化しているのが読み取れますよね。

出力電圧(VCEの振幅)は2ボルトとなります。

ここで、覚えてほしいものは出力電圧はVCEの振幅ということです。それがわかればあとは簡単な計算で済みます。

ではここでまとまると

入力電圧V=100ミリボルト

出力電圧VCE=2ボルト

電圧増幅度=2/100×10^-3=20

になります。

答えは20です。

(終)

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