ルナハです。よろしくお願いします。
第2問
(2)図1に示すトランジスタ増幅回路においてベースーエミッタ間に正弦波の入力信号電圧VIを加えたとき、コレクタ電流ICが図2に示すように変化した。ICとコレクターエミッタ間の電圧VCEとの関係が図3のように表されるとき、VIの振幅を100ミリボルトとすれば、電圧増幅度は(イ)である。
手書き解説
以下にファイルを添付します↓(図番号は適当にしています)
JPEGファイルも添付します↓
解説
今回の問題は図を見るとそこまで難しいことは考えずに素直に解けます。
まず、今回求めたいのは電圧増幅度はです。
電圧増幅度を求める式は次のように表せます。
電圧増幅度=出力電圧/入力電圧 (1)
となります。
入力電圧は問題に書いてあるVIです。(Vinの略ですね)
VI=100ミリボルトです。
あとは、出力電圧ですが
ここで、問題でいう図2を見るとコレクタ電流IC=2mAを中心に振幅1で変化していますね。さらに図3を見るとVCEは4Vを中心に振幅2で変化しているのが読み取れますよね。
出力電圧(VCEの振幅)は2ボルトとなります。
ここで、覚えてほしいものは出力電圧はVCEの振幅ということです。それがわかればあとは簡単な計算で済みます。
ではここでまとまると
入力電圧VI=100ミリボルト
出力電圧VCE=2ボルト
電圧増幅度=2/100×10^-3=20
になります。
答えは20です。
(終)
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